2021.01.28
ヒゲ脱毛は自宅(家庭用脱毛機器)と脱毛サロンのどっちで行うのがベスト?
518 ビュー views20代前半
「ヒゲ脱毛ってセルフでも出来るの?」
20代後半
「家庭用脱毛器って高いんじゃないかな?」
30代前半
「自宅で手軽に出来たら嬉しいけど、セルフって危なくない?」
脱毛は、一昔前はサロンでのレーザー施術が主流でした。
しかし「毎回サロンに通うのが面倒…」という声も多かったため、最近では自宅で出来る家庭用脱毛器での施術も人気です。
「ヒゲ脱毛が手軽に自宅でできたらどんなに楽か…」と思っていたユーザーの声が届いたのか、最近では優秀な家庭用脱毛機器が続々と出てきています。
しかし脱毛機器が優秀すぎて、改めて浮かび上がる疑問が「家庭用脱毛器と脱毛サロンってどっちが良いの?」というもの。
そこで今回は、自宅でのヒゲ脱毛と脱毛サロンのメリット・デメリットをそれぞれ効果・料金両方の観点から解説していきますね。
・サロン脱毛との違い
・効果の違い
・コストの違い
・完了までの期間と回数
目次
自宅で出来る「家庭用脱毛器」を使ったヒゲ脱毛の仕組み
家庭用脱毛器の種類は大きく分けて、「光脱毛」「レーザー脱毛」の2つです。
痛みの少ない「光脱毛」や痛みを感じやすいけど一度の効果が高い「レーザー脱毛」はそれぞれ毛根へのアプローチの仕方や脱毛の仕組みが違います。
この項目では、その仕組みと特徴を解説していきますね。
光脱毛
光脱毛は、黒色に反応する特殊な光を、肌の色素(メラニン)に充てて毛根にダメージを与えることで脱毛を促す仕組みです。
毛が生え変わる毛周期に合わせて、回数を重ねて施術していくことで徐々に毛が薄くなっていくため、ある程度期間を要します。
光を広範囲に充てて脱毛する施術のため、レーザー脱毛に比べて出力は弱く、その分痛みも少ないのが特徴です。
レーザー脱毛
医療機関で行われてるレーザー脱毛よりも、レーザーの出力を少なくしたものが家庭用レーザー脱毛器の特徴です。
毛根にピンポイントでレーザーを充てて脱毛するため、一回に要する処理時間は光脱毛に比べて長いですが、脱毛完了までのトータル期間は光脱毛よりも短いです。
レーザーの光を集中的に充てて脱毛する施術のため、光脱毛に比べて出力が強く、光脱毛よりも痛みを感じやすいのが特徴です。
痛みは少ないけど、回数が多いのが光脱毛、痛みは多いけど、回数が少なく済むのがレーザー脱毛という風に覚えましょう。
自宅で手軽にできる分、どちらを取っても多少のマイナス要素は目を瞑らないといけません。
家庭用脱毛器のデメリット
家庭用脱毛器は自宅で手軽に処理が出来ることがメリットですが、セルフだからこそリスクが付き物です。
肌トラブル
パッチテストは本来プロが行うものですが、個人の判断で行うことで思わぬ肌トラブルに発展することもあります。
光の強さを調節する際、「早く効果を出そう」と強い出力にしてしまうと、赤みが出たり乾燥が気になったりする場合もあります。
脱毛ムラ
書脱毛器の照射は、肌を一定間隔で滑らせながら行います。慣れないうちはこれが意外と難しく、間隔を誤ることで照射にムラが出来てしまうこともあります。
ヒゲはボディに比べて毛が太いので、少しでもムラが出来ると最終的にまだら模様に…なんてことも考えられます。
これらのデメリットを回避し、一番美しい状態でヒゲ脱毛をするには、知識はもちろん器用さも必要です。
肌が敏感な方などで不安がある方で自宅での脱毛を検討されている場合は、購入する前に皮膚科に相談してみた方が良いでしょう。
また、脱毛サロンでは無料カウンセリングも行っているので、「パッチテストだけでも…」くらいの気持ちで行ってみるものアリです。
サロンやクリニックでのヒゲ脱毛の仕組みとメリット
続いて、お店でプロが行う施術についてご紹介します。
プロが施術するお店には、
・主に光脱毛を行う「エステ系脱毛サロン」
・主にレーザー脱毛を行う「クリニック(医療機関)」
の2種類があります。
エステ系サロン【光脱毛】
光脱毛は、毛(黒色)に反応する特殊な光によって脱毛を促す仕組みです。
肌の広範囲にあてるため光の熱が分散され、痛みが少なく、脱毛初心者さんにも人気です。
また、サロンは、肌トラブルの相談に乗ってくれたり、エステで使う保湿ジェルなどを使用してくれるお店もあります。
美容観点でも嬉しいメリットが沢山あることが特徴です。
クリニック(医療機関)【レーザー脱毛】
クリニックでの医療レーザーは、名前の通り医療機関でしか出来ない脱毛方法です。
単一な波長の光を、集中的に充てて脱毛を促します。
そのため、光を広範囲に分散させる「光脱毛」に比べて、毛の奥深くに光を届けるため、早い段階で確実に永久脱毛をすることが出来ます。
しかし、その分肌への負担は否めないことに加えて大きな痛みが伴うのが特徴です。
プロに任せたヒゲ脱毛のメリット
①プロならではの安心感
サロンでもクリニックでも、研修を受けたプロがカウンセリング~施術をするため、個人のヒゲの濃さを考慮し、最終的になりたい姿になるまでの計画を立てて施術をしてくれます。
また、個人の肌質も考慮した上で施術をしてくれるので、肌トラブルを気にすることなくヒゲ脱毛が叶います。「脱毛完了までの伴走者」といったところでしょう。
②身体への安全性
知識と技術を持ったプロに任せることは、あなたを守ることにも繋がります。
フラッシュを直視して目を傷めてしまうこともないですし、照射のしすぎで肌がやけどしてしまうリスクも避けられます。
完全にヒゲ脱毛できるまでの期間と回数【自宅&サロン】
結論からお伝えすると、ヒゲを完全に脱毛するとした場合の期間は、家庭用脱毛器もエステサロンも変わりません。
ヒゲの濃さに左右されますが、どちらも約1~2年が目安で、変わるのは回数です。
家庭用脱毛器はフラッシュの出力が弱いため、一度の施術で得られる効果はサロンに比べて少ないです。
よって、家庭用脱毛器での施術は2週間に1回程度のペースで行う必要があります。
脱毛サロンなら1か月~2か月に一度の施術でOKですが、脱毛サロンに通う必要があるのでケースバイケースで使い分けましょう。
家庭用脱毛器・サロンそれぞれの相場
「サロンは高く感じるし、家庭用脱毛器だとカートリッジ交換などで費用がかさむのでは…?」
と考えてしまう方も多いですが、実際どちらがお得なのか気になりますよね。
脱毛器の相場
家庭用脱毛器は、数千円で買えるものから数万円する高価なものまで様々な商品が販売されています。
以下の商品はネットでも売れ筋とされている脱毛器です。
売れ筋の脱毛機器の価格(税込)
- ケノン:6万9800円
- フィリップス ルメアアドバンス:6万5000円
- ブラウン シルクエキスパート:4万4000円
- パナソニック 光エステ:5万2980円
- ヤーマン レイボーテ メンズフラッシュZERO:4万9500円
- ヤーマン no!no!HAIR:7600円
- トリア パーソナルレーザー:4万537円
- I-ne Silkyepi:1万3800円
- Cos Beauty パーフェクトスムース:1万3980円
- 脱毛ラボ ホームエディション:7万1478円
上記10選の脱毛器で最も安価な商品が『ヤーマン no!no!HAIR』で7600円とリーズナブルなお値段の家庭用機器もありますね。
対して最も高価な商品だと『脱毛ラボ ホームエディション』で7万1478円と『ヤーマン no!no!HAIR』と比較すると10倍近くの差があるのが分かります。
編集部が独自に調査したところ、家庭用脱毛機器の料金相場は『3万7569円』という結果になりました。
脱毛サロンの相場
サロンごとに3部位コースや全部位コースなど様々なコースも用意していますが、ここでは首を除いた”ほほ・もみあげ・アゴ上・アゴ下”の一般的なヒゲ全体を脱毛した場合のトータル金額をご紹介していきますね。
サロンによっては月額制を導入しているところもあるので、お財布事情に合わせて検討してみてください。
「アゴ下だけ」「頬だけ」など1か所だけだと月額500円~(税込)!思い切って全体やるも良し、お試し程度に気になる1か所だけやるも良し。
総額 | 100,980円(税込) |
---|---|
回数 | 5回 |
月額 | 3,630円(税込) |
お好きな3部位をセレクトしたコースだと、一括7万5680円(税込)でもあるので、コースのバリエーションは自由自在!
総額 | 60,700円(税込) |
---|---|
回数 | 6回 |
月額 | 月額制導入なし |
残念ながら月額制は導入していませんが、総額は上記2社よりもリーズナブルです。また、人気の”鼻下・アゴ・アゴ下”の3部位コースだと総額30350円(税込)です。総額を考えるとお得です。
脱毛サロンに関しても、編集部が独自にヒゲ脱毛の料金相場調査をしたところ、『8万493円』という結果でした。プロの手での施術な分、家庭用脱毛器よりは相場も高めですね。
【結論】ヒゲ脱毛は自宅と脱毛サロンのどっちがいいの?
「脱毛はしたいけど通えない」なら自宅で◎
「地方に住んでいて通うのが難しい」
「スケジュールが読めなくて予約を取るのが難しい」
そんな方は、決まったペースで脱毛サロンに通うことは難しいですよね。
その場合、まずは自宅での脱毛に挑戦してみるのもアリです。
もちろん、安全性や仕上がりを考慮すると脱毛サロンの方が断然良いです。
しかし、手軽さと継続しやすさを考えると家庭用脱毛機器もおすすめなのでスケジュールに合わせて使い分けてみましょう。
本気で脱毛したい!」ならやっぱり脱毛サロンが◎
かなりの技術と安全知識が必要な脱毛行為なので、ローリスクできれいに脱毛するならやっぱりプロの手に任せるのが一番です。
また、自宅での施術ペースに比べるとサロンの方がスパンが短いので、忙しい方でも案外「サロンの方が楽だった」なんてこともあるかもしれません。
サロンによってはキャンペーンでお得な施術が可能なので、「永久ヒゲ脱毛お得なキャンペーン情報」検討材料にチェックしてみて下さい。
まとめ:自宅のヒゲ脱毛が向いている方・脱毛サロンが向いている方
最後に、上記の情報を踏まえて
・自宅でのヒゲ脱毛が向いている方
・脱毛サロンでの脱毛が向いている方
をそれぞれ説明しますね。
自宅でのヒゲ脱毛が向いている方
①肌トラブルが少ないと感じる方
乾燥による赤みやニキビなどもなく、今まで特に肌トラブルを感じたことがない方なら自宅での脱毛でも良いでしょう。ニキビなど照射を避けなければならない部位がなければ、セルフでもリスクは少ないです。
②コツコツ&集中力のある方
照射間隔のミスによる脱毛ムラを防ぐため、施術中の集中力は必須。焦らずに一部一部丁寧に照射する必要があるので、器用さよりもコツコツ集中して作業が出来るタイプの方なら挑戦してみる価値アリです。
脱毛サロンが向いている方
①肌トラブルが心配な方
敏感肌の方など、肌トラブルに少しでも心配がある方なら脱毛サロンがお勧めです。
カウンセリングで予め不安を伝えることで、リスクを避けて施術に臨むこともできます。
また、トラブルはなくとも季節の変わり目で肌が乾燥したりする方にも脱毛サロンはお勧めです。
プロのスタッフにその都度相談することで、都度適切な出力で施術をしてくれます。
②自宅や職場近くにサロンがある方
毛周期に合わせて、一定の期間・ペースで施術に通わなければならないので、休日や仕事帰りにすぐ寄れる距離にサロンがある方がベター。
「忙しくて期間が空いてしまった…」など期間が空いてしまうとその分完了までの期間も長くなるので、通える範囲が良いです。
以上、家庭用脱毛器と脱毛サロンの特徴と比較でした。
ご自身の肌質や・お財布事情・向き不向きを考慮し、それぞれ良く精査した上でどちらにするか検討しましょう。
まとめ
- 肌トラブルが心配ないなら「自宅」
- コツコツ定期的にできるなら「自宅」
- 肌トラブルを避けたいなら「サロン」
- 自宅近くor通勤圏内で通えるなら「サロン」
この記事を書いた人
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